土木公務員を目指した理由|民間と迷った僕のリアルな体験談

土木公務員を目指した理由

こんにちは!土木公務員ブロガーのドボメンです。
このブログでは、土木職の地方公務員(20代)として働く僕が、受験対策や仕事のリアルを発信しています。

今回はその第一歩として、僕が**「なぜ土木公務員を選んだのか」**を、学生時代の悩みや体験をもとに紹介します。

「民間の建設会社とどっちがいいの?」
「土木公務員を選ぶメリットって何?」

そんな疑問を持つ方に向けて書いています。


土木の道を志したきっかけ

高校時代、自然と理系科目を選んでいた僕は、あるとき橋や道路といったインフラの存在感に惹かれました。
「自分が作ったものが、地図に残るってかっこいいな」と思ったのが最初の動機です。

大学でも土木系を専攻し、社会インフラの大切さを学ぶ中で「土木を仕事にしたい」という気持ちが強くなりました。
ただそのとき、進路は大きく分けて 「民間の建設会社」か「土木公務員」 の2択。ここでかなり悩むことになります。


土木公務員を選んだ3つの理由

1. 転勤を避けたかった

民間の建設会社は全国展開しているところが多く、転勤や単身赴任が当たり前。
「せっかく地元に就職しても、数年後には全然違う県へ…」という話もよく聞きました。

僕は、地元やその周辺で長く生活したいという気持ちが強かったため、転勤が少ない地方公務員を選びました。
(※国家公務員は全国転勤があるので注意が必要です。)


2. お金より時間を大切にしたかった

建設会社の給料は確かに高めですが、休日出勤や夜間作業が多いと聞いていました。

一方で土木公務員は、

  • 定時退庁できる日も多い
  • 原則、土日休み
  • 残業代もしっかり支給

といった働きやすさがあります。
僕は「収入よりも自分の時間を大切にしたい」と思い、公務員を選ぶことにしました。


3. 工事全体に携われる点に魅力を感じた

民間企業は「設計だけ」「施工だけ」といった分業体制が多いですが、土木公務員は工事全体をマネジメントする立場です。

道路工事を例にすると、

  • 事業の必要性を検討
  • 予算を確保
  • 設計や測量を発注
  • 住民説明を実施
  • 施工業者を選定
  • 工事の監督・検査
  • 完成後の維持管理

と、計画から完成後まで一貫して関わります。
「全体を指揮する立場」に魅力を感じたのも、公務員を選んだ大きな理由でした。


まとめ:現実的な理由で選んでOK

「転勤が少ないから」「時間を大切にしたいから」という理由は、一見すると消極的に見えるかもしれません。
でも、働く上での優先順位は人それぞれです。

僕自身、実際に公務員として働く中で、責任もやりがいも感じていますし、この選択は間違っていなかったと感じています。

土木公務員を目指す方は、ぜひ 「自分の軸」 を持って選んでみてください。


今後について

このブログでは、土木公務員の受験対策や仕事内容のリアルを、実体験を交えて発信していきます。
これから土木職を目指す方にとって少しでも参考になれば嬉しいです!

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