こんにちは!土木公務員ブロガーのドボメンです。
このブログでは、現役の土木職地方公務員としての経験をもとに、受験対策や仕事のリアルを発信しています。
今回のテーマは、**「土木公務員の実際の仕事」**について。
「土木職=現場監督・工事」というイメージを持っている方も多いかもしれませんが、僕が1年目に配属されたのは、いわゆる“工事部署”ではありませんでした。
そんな僕の1年目の仕事内容や、そこで感じたリアルなギャップについて、できるだけわかりやすくお伝えします!
配属先は“道路の境界に関する部署”
多くの人が「土木職=工事」「現場での作業」といったイメージを持っていると思います。
僕自身も、入庁前は「道路工事」や「災害対応」などをイメージしていました。
でも、実際に配属されたのは――
“道路の境界”を調査・管理する部署でした。
ここでは、市が管理する道路と民有地の境界を明らかにする業務を担当しています。
主な仕事内容は以下のようなものです。
- 道路台帳や古い図面の整理・閲覧対応
- 図面をもとに境界を調査・確認
- 測量士や土地家屋調査士との調整・立会い
- 境界決定に関する文書作成・管理
つまり、事務作業や調整業務が中心で、直接「工事」を行う部署ではありませんでした。
土木=工事?とのギャップ
この部署での1年目の経験を通して感じたのは、**「土木公務員の仕事は、工事だけじゃない」**ということ。
市民と直接関わったり、他部署や測量会社と連携したりする「調整力」が求められる場面が非常に多かったです。
また、自分の出した図面や資料が「将来の工事や土地取引の基礎データ」になっていくので、裏方であってもやりがいのある仕事だと感じました。
とくに、「境界が確定したことで工事が進む」「家が建つ」といった場面に立ち会えたとき、
「自分の仕事がインフラ整備に直接つながっている」と実感できました。
まとめ:ギャップはあったけれど、いい経験になった
正直、1年目は想像していた“土木の仕事”とはちょっと違いましたし、やりたい仕事ではありませんでした。でも今振り返ると、この経験があったからこそ、土木公務員としての視野が広がったと思います。
どんな部署に配属されても、それが一生続くわけではありません。
数年ごとに異動があるので、どんな仕事も「学び」として前向きに吸収していくことが大切だと感じました。
今後の記事について
この記事では「1年目の仕事内容」にフォーカスしましたが、今後は以下のようなテーマも発信予定です。
- 土木公務員の1日のスケジュール(現場の日/内業の日)
- どんな人が土木公務員に向いている?向いていない?
- 公務員試験の勉強法やスケジュールの立て方
- 住民対応のリアルとクレーム対策
よかったら、今後もブログ「GENBA Lab」をチェックしてもらえるとうれしいです!
最後に
土木職の公務員を目指している方にとって、「どんな仕事をするのか?」は大きな関心ごとだと思います。
この記事が、少しでも進路選びや仕事理解の参考になればうれしいです!
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