どんな人が土木公務員に向いている?向いていない人の特徴も紹介

土木公務員とは

こんにちは、土木公務員ブロガーのドボメンです!

このブログでは、土木職の地方公務員としての経験をもとに、試験対策から実際の仕事内容まで、リアルな情報を発信しています。

今回は、**「土木公務員に向いている人・向いていない人」**というテーマでお届けします!

「興味はあるけど、自分に向いてるか不安…」
「民間との違いって何?性格的に合うか心配…」

そんな悩みを持っている方に向けて、現役職員の目線から、リアルに感じたことをまとめました。


土木公務員に向いている人の特徴

① 自分の選んだ地域の“まちづくり”に関われる

民間企業では、配属される現場や地域がその都度変わることが多く、時には全国転勤もあります。
一方で、地方公務員(土木職)は基本的にその自治体のインフラ整備や地域づくりに専念できるのが大きな特徴です。

「地元に貢献したい」「まちづくりに関わりたい」という思いがある人には、まさにぴったりの仕事です。これは民間にはなかなかない、公務員ならではのやりがいだと思います。


② プライベートも大切にしたい人

土木公務員の魅力のひとつは、働き方の安定性です。自治体によりますが、民間の建設業界に比べると、労働時間や働き方は比較的安定している傾向があります。

休日は基本的にカレンダー通り、有給も比較的取得しやすい職場が多く、仕事とプライベートを両立しやすい環境です。

残業や休日出勤がまったくないわけではありませんが、「できればしたくない」という人にとっては、大きな魅力になると思います。
実際に、民間から転職してきた人たちの話を聞くと、労働時間や働き方が理由であることが多いです。

③ いろんな部署で広く業務に関わりたい人

土木公務員は、数年ごとに異動があり、道路、河川等の公共土木施設、上下水道等に関する事業計画・設計・積算・施工監理・維持管理、都市計画などの幅広い経験ができるのが特徴。
「一つの仕事だけでなく、いろんな視点からまちづくりに関わりたい」と考えている人にとって、やりがいのある職場です。


向いていない人の特徴

① プライベートより仕事が最優先という人

公務員は「バリバリ働いて成果を上げることが正義!」というタイプの仕事ではありません。
休日出勤・深夜残業もいとわずに働きたいという“超仕事人間”には、物足りなく感じるかもしれません。

ワークライフバランスを重視する制度や文化がある分、「もっと仕事したい!」という気持ちが空回りする可能性もあります。

② 成果を明確に評価されたい人

民間のように売上や数字で評価される場面は少なく、昇進や人事評価は“年功”や“所属内でのバランス”などが影響することも。
**「頑張りが即、昇給につながってほしい」**という人は、モチベーションを保つのが難しいかもしれません。

③ 給料や年収を最優先に考える人

地方公務員は、民間企業と比べて安定性や福利厚生は魅力ですが、年収の伸びや賞与額では劣ることもあります
とくに若手のうちは、同世代の民間企業の技術職に比べて給与面でのギャップを感じるかもしれません。

「年収を上げて早く出世したい」「実力で高収入を目指したい」といった成果主義や高年収を求める人にとっては、
物足りなさを感じる可能性があります。


実際に働いて感じたこと

最後に、僕自身が実際に働いてみて感じた、公務員としての“リアルな良さ”を紹介します。

  • 休みが取りやすく、プライベートとの両立がしやすい
  • 福利厚生が整っていて、将来を見据えて働きやすい
  • 基本的に毎年給料が上がっていく
  • 現場と内業のバランスが良く、業務に幅がある(※ただし配属先にもよる)
  • 自分の好きな街に貢献しているという実感が持てる

公務員の仕事には派手さはありませんが、地域に根ざして長く働きたい人にとっては、とても相性が良い働き方だと僕は思っています。


まとめ

「土木公務員に向いているかどうか」は、完璧に合っている必要はありません。
大切なのは、**“どんな働き方をしたいか”**という自分の軸を持つことです。

今回紹介した向き・不向きの特徴が進路や就職のヒントになれば嬉しいです!


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